海外格安ツアー販売サイト
主催会社ごとに内容が異なるツアーは、格安航空チケットのように単純な料金比較はできません。
ただし、JTBや日本旅行、近畿日本ツーリストなど大手サイトは、バラエティに富んだツアーを企画しているので、ツアー選びの参考になります。
大手サイトのツアー料金を確認したうえで、旅行先が固まれば、その方面に特化したツアーサイトも確認してみるといいでしょう。特定の方面に特化した専門旅行社のツアー料金は、一般的にオトクである場合が多いです。
●ツアー代金について
- 表示されている旅行代金は通常、2人部屋を2名または3名で利用する場合の1名の旅行代金です。
- 表示の旅行代金には特に記載のない限り、海外の空港諸税および日本出発空港の空港施設使用料は含まれていません。国内空港使用料を確認する>>
- ツアーによっては子供・幼児料金が設定されています。旅行代金の基準年齢は、旅行出発当日です。満12歳以上は大人代金、満2歳以上12歳未満は子供代金になります。幼児（2歳未満）の旅行代金は航空座席を使用しない場合は幼児代金、航空座席を使用する場合は子供代金または特別子供代金が適用になります。
●ツアー内容のチェックポイント
ツアーによっては、おみやげ屋で手数料を得ることを見込んで激安ツアー料金を設定しています。
観光自体に最大限の時間を取りたい場合は、
①「ショッピング立ち寄り」がないツアーをお探しになることをオススメします。
激安ツアーでは、往路の出発時間が真夜中、復路の出発時間が早朝という場合が多いです。ツアースケジュールには、とくに十分なチェックが必要です。
②利用ホテルも要チェックです。滞在するホテルがどの程度のレベルのホテルなのか。旅行の楽しさも滞在ホテルのランクによって大きく左右されます。
また、ロケーションは市街地か、そして繁華街から近いか遠いか。繁華街から近ければ、ホテルへ戻る際に身の危険はないでしょうが、遠い場合、タクシーを使うことになります。不運にも、市街地ではなく郊外のホテルを利用しているツアーの場合は、現地でのタクシー代も跳ね上がります。
タクシー代にお金をかけるよりも、ホテルにお金をかけて、設備やロケーションの良いホテルに滞在する方が、旅行をより楽しめるのはいうまでもありません。
③利用航空会社も要チェックです。韓国や台湾程度の距離ならば、機内サービスや、マイレージプログラムのマイル加算率の差異は、それほど気にならないものですが、欧米方面など長距離旅行になると、機内サービスやマイル加算率も、旅行の満足度に占める比重は大きくなります。
一般的には、機内サービス面では、ANA/JALをはじめアジア系、マイル加算面では米国系・アジア系が評価されています（マイレージプログラムの選び方参照）。
なお、米国旅行、あるいは、中南米方面へ旅行される場合、米国内を乗り継がなければならないフライトでは、面倒な入国審査に加えて、預託荷物の紛失は、受け取りの遅配といったトラブルが多発しているという報告があり要注意です（南米旅行の掲示板参照）。
● ツアーが特に安くなる時期
航空会社と旅行会社との間で、半年ごとに送客目標を設定し、航空会社は送客実績を基に旅行会社に販売奨励金を支払う取り決めになっているケースが多い。期間末（2月～3月、8月下旬～9月頃）になると、目標達成まで送客者数が若干不足しそうな場合、旅行会社は航空会社からの販売報奨金目当てに、原価割れの格安ツアーを企画してでも送客目標を達成しようとする場合があります。
※参考資料「よくわかる旅行業界」（橋本亮一著／日本実業出版社発行）
海外旅行おトク情報
●パスポート・査証について
Q. 2006年10月26日から、IC旅券でないと米国へのビザなし入国はできない？
A. 2006年10月26日の前日までに発給された旅券は、IC旅券でなくても、日本国内で発行された日本旅券であれば、その後もビザなしで米国に入国することができます。 詳細は、外務省のIC旅券FAQのページをご確認ください。
Q. 入国に必要なパスポートの残存期間とビザ取得必要の有無は？
A. 渡航先によって異なります。詳しくは、外務省のビザ（査証)のページをごらん下さい。
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最終更新：2011年5月2日
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